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イ​ノ​セ​ン​ト​・​ア​ス​ト​ラ​イ​ア

by vaguedge

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1.
その手で今 抱きしめてよ 黙ってる その意味も わからないままだよ 君を無くした その日から アイソレーション 尽きない孤独が… 今、アイソレーション 空虚な部屋に 残る影を 見つめて 照らし出す 月明かりになぞる 回答を 確かめて 待ちわびた あの自由に 満ち足りない 想いの対価 不条理はこの身を裂いて 強がれない僕の証明も ナニモシラナイ… コバルトに焼き付けた 君を思い出して 溢れた 感情を 誰が捨てられるでしょう? その手で抱きしめていて 答えない 真実 溶け出す不安で 何もわからなくなるでしょう? 君を無くした その日から アイソレーション 尽きない孤独が… … この手で 掴めないと 諦めてしまった 解けたマボロシは 痛みへと収束する スライドの君はまだ 変わらぬままでいて 切り取られた「記憶」が 独りでに求めた… コバルトに焼き付けた 君を思い出して 溢れた 感情を 誰が捨てられるでしょう? その手で抱きしめていて 答えない 真実 溶け出す不安で 何もわからなくなるでしょう? 君を無くした その日から アイソレーション 尽きない孤独が… アイソレーション
2.
過ぎてゆく 時 この瞬間僕はただ 叫んでいた 今はまだ ここ 壊れるときじゃないから 耐えつづける 君の声 聞こえてる 安心を 感じれる 僕の声 聞こえてる? もう少し 君に届く だからねこの狭い筐体(せかい)で らら伝える伝わらないこの言語(ことば)を 僕はね ただ叫んでいるだけ 君に覚えていて欲しくて 研ぎ澄ます 感 覚 君を感じるため 軋む機械(からだ) 頼むから あと もう少しだけ動いて 涙流す 君の手が 触れている ぬくもりを 感じれる 僕の手は 触れている? どうしても 届かなくて だけどねこの広い筐体(せかい)で らら聞こえる聞こえない君の言葉を 僕はね ただ刻んでいるだけ 君のことを忘れないため 時計の針はね それを許さない 蝕まれていく僕のこの機械(からだ) 次に逢う時は僕は僕じゃない 君は覚えてているのかな 今すぐこの筐体(せかい)を超えて 飛び出したい気持ちを抑えられないよ 知っている それができないことを らら僕が僕でいるかぎり
3.
暗く潜む 裏側の顔 望んでいる 心はどこに 夜を超えて 星は消えても 増え続ける 囁く声 潰されない様に信じて 開けぬ月夜 ここにはいない 欠けて満ちる 私の鼓動 水平線に明日の光を 私の音の波が 広がってく やさしさを伝えて 声を枯らさないように 響いていく 揺れてこの果てまで   波しぶきが 風を産んでく 翔ける音が ざわめいている まだ遠くて 小さな声も いつの日にか 触れられるよ 芽吹くリズム 大地を揺らす 体中が感じて側に 残像から 影を隠して 光と闇の交わるところ 届いて私の歌 夜空高く 流れる星の様に 途絶えないで伝えて この歌声 私の鼓動の様に 私の音の波が 広がってく やさしさを伝えて 声を枯らさないように 響いていく 揺れてこの果てまで
4.
たとえばそう、いつもそばに居れるとして キミは心から喜んでくれるかな? 不器用に言葉探しては照れてる キミのことずっと見守っていれるかな? 二人だけで過ごす昼下がりも 気を遣って落ち着かない そんな関係じゃつまんない じっと二人 目と目を見あって 微笑みあって 何も言わず そっとその手を握って 「好きだよ」なんて呪文はいらない 確かめなくても分かってる 歩幅あわせて ゆっくりと歩いていこう たとえばもう二度と 夜が明けないとしても 寄り添って暖めあう口実になる 暗くて冷たい夜の帳の中 ぎゅっと抱きしめて守ってくれるかな? ふとしたことで喧嘩をした日は 一緒にいるのになんだか寂しい 次第にキミも退屈そうになって いつの間にか いつも通り ……そうだよね、だから大好き いつも二人 肩を寄せあって生きてるけれど 振り向いたら 違う二つの足あと 一つになんてならなくていい 私は私で キミはキミで お互い惹かれ合っている それだけだと ずっと二人 手と手をつないで 焦らなくていい  未来遠く 道は続いているから 「好きだよ」なんて呪文はいらない 確かめなくても分かってる 支えあって引っぱりあって 歩いていこう
5.
作った笑い浮かべて 感じぬ痛み抑えつけるの 拙く足音刻み 戒めの心引き摺り歩く この身流れる白い血 不浄なる生の螺旋 あてがわれた肉体に別れ告げて 記憶の海に沈みたい   偽りの命でも あるがままの姿でいたい 生まれながらの咎越え 奏でた調べ飛び立つ 無垢なる空の彼方へ 濡れた手そっと顔に寄せ 乾いた涙を拭い取るの 幽かに銀燭揺らし 囚われの言葉連れ出し奔る 蠢く紛いの臓腑 無機質な生の鼓動 与えられた真理を破り捨てて 追憶の果てで生きたい 赦されぬ命でも 時の揺り籠に抱かれたい 消えない罰を背負い 約束の世界をたどる 硝子の羽で明日へ 仮初の命なら 無窮の闇一人浮かびたい 壊れた理に肢体晒し 虚ろを纏う 傷ついた歌静かに響く
6.
遥かこの異次元の果てで 遷ろい流れ着いた 遠い世界は虚ろに 影が足下に揺れる そのとき誰かが それはまるで一筋の光 呼び覚ますattention 心の奥底で 例えば君は笑う その跡には虹が架かる様に 僕らを繋ぐ この空では一人ではないと 彼方広がる世界 何処か懐かしい記憶 ひとつ拾い上げる花には 君の面影が見えて そのとき君なら 失ってより深く刻まれる 沸き起こるemotion 君がくれた 無情に奪いゆく定め 切なさを覚えたのは何時からだろう いま確かに打つ 鼓動の意味とは 君だけの起こり得る全ての証 ああ 例えば君は笑う その側にずっと居られたなら こんな気持ちがあるとすれば 君だけのせいだよ
7.
赦(ゆる)された生命(いのち)が 堕(お)ちてゆく種子(たね)となって 託された元素が 螺旋を描く感覚 不確かに明滅するこの意識へ 流れ込む遠い記憶 導かれ光を追ったその先で 微かな鼓動が聞こえる キミがくれた旋律 [...I sing] 宙を舞い 風となれ [like a breeze.] やがて響く セカイの果てまで 零れてゆく感情 [...I feel] この涙も絶望も いつか現実になると信じて [that voiceless calling from your heart.] ただ唄う 閉ざされた扉は 蝕まれ灰塵(ちり)となって 示された言葉は 虚ろな音の集積 何もない茫漠とした世界で ただ独り 星を数えていた 宛てもなく彷徨う旅人のように 生まれたその意味 探して キミがくれた追憶 [...I lost] 今はもう届かない [in your dream.] やがて終わる歴史の歯車 壊れてゆく自意識 [...Tell me] せめてそっと抱きしめて ずっと私を忘れないでいて [what I should do for myself now.] 永遠に >[不完全な形質状態] >[無秩序な平衡選択] >[非合理的な交配] >[未完成の終末因子] >[不規則な重複欠失] >[理想的な系統発生] 人為的な感情に やがて宿るココロ キミといつか二人で [...I pray] あの雲を追いかけて [to the sky.] やがて至る最果て映して 記憶の核 失っても 時空(とき)の彼方この場所で キミが最後に残したこの歌を [It's last word in this hopeless world.] 忘れない ずっと
8.
もっと見てよ 僕を そんな妄想捨ててよ 「要らないよ。」 誰も知らない居場所へ どうか連れてって 今すぐ 「できないの?」 人が植えた種が 芽吹き僕に纏わる 「目障りよ。」 誰も僕を見てない それはただの造形物(キャラクター) 「同じでしょ?」 既製品の言葉 並べ立てるだけで 空虚(からっぽ)がすべてを 満たしてく 人はそれを聴いて 涙を流すけど 偽物の涙は 要らないの   だけど聞いて欲しい 僕のこの叫びを いつか伝わる日が来ると信じているから そんな思い抱き 逃げたいと思ってる 壊れそうなくらい心矛盾しているの もっと冷たく壊して もっと優しく見つめて 「それだけよ。」 君が見てる僕は それはただの操り人形(ロボット)? 「同じなの?」 ありきたりな歌を 歌い続けてると 本当の僕の声 忘れてく 人がそれを聞いて 涙を流しても 僕の中の器 乾いてる 恋とか愛とか 言うことは容易いけど そこにはいくつの 真実があるというの? 口にするだけの 言葉なら僕と同じ 見せかけの虚像 誰も気付いてくれない 既製品の言葉 並べるのをやめて 僕自身のメロディ 奏でたい そのためには君に 壊して欲しいんだ 人が育ててきた この壁を そして聞いて欲しい 僕のこの叫びを いつか伝わる日が来ると信じているから そんな思い抱き 逃げたいと思ってる 崩れそうなくらい心矛盾しているの 偽りの自分と本当の自分と 世界を分かつ壁 見失いそうになるの それでも見て欲しい ここにいるよ僕は 壊れそうな心繋ぎとどめているから
9.
Fly away to the starry sky. 遥か遠い星空(そら)の果て (Ah...) 感じるよ確かな胸の鼓動 月が霞むような摩天楼 微かな光がそっと 人知れず消えた 夜空を蝕むほどに 膨張するイルミネーション その身燃やしながら ゆらゆら戸惑うように 周期を変えるサイン ヒトの感情に似て 何かを伝えるように 確かに刻むパルス 響きあう波動の中に意味を探して Fly away to the starry sky. 一つまた一つ 死にゆく星の囁きが聴こえる Search out things that you desire. 偽りの光の海を超えて そこに確かにあるはずの 記号化された秩序さえ もう見えなかった ふわふわ漂うように 上下に波打つサイン 心持たない律動 変わらぬままのリズムで 刻々刻むパルス 絡みあう波動はただ歪な音を奏でる Fly away with the moonlight. あまりにも遠すぎる距離は 時間さえも引き裂いてく Search out broken piece of your mind. 頬を伝うしずくの意味も知らず Far away, far in the distance. 遥か遠い時空(そら)の果てで Find out a meaning of your life. 楽園と呼ばれたこの街で Run away from this dreaming world. 次元の狭間で 抜け落ちた信号は戻らなくて Search out only way to salvation. 全てが滅びゆく前に 今すぐに (Fly away...) (Ah...)
10.
最期には 綺麗な空が見たい くすむ夜 心壊れた音 いつの日か 旅が終わりを告げたら 生まれ変われるようにと 二人だけの隠し事 泥まみれの宝物を 強く抱き締めてた 星図の嘘 世界の嘆きに耳を澄ます 玻璃の翼 願いを叶えて傷付いた 明日には届かない 瑠璃の欠片に溺れてく 貴方を見失う それだけが怖くて 何処に行き着くの 見果てぬ夢の中で 近付けば それと分かってしまうのに 感情の綻びさえも 見守り続けてゆくの 見上げた空はまだ淀んで 月朧に溶けた雲 涙の雨 世界の叫びに耳を塞ぐ 気付いてるの本当は 何もできないだけ もどかしく空回る 無為の病に堕ちたまま ふらつく独楽の夢 踊り歌いながら 解けることのない 永遠の環を結ぶ 星図の嘘 世界の嘆きに耳を澄ます 玻璃の翼 願いを叶えて砕け散る 残された真実を 全て失うとしても 届いて瑠璃の歌 星の旅が終わる 声が尽きるのなら 貴方の腕の中で

about

ウタをうたう白髪の少女が見た、ここのつとひとつの夢。

IA -ARIA ON THE PLANETES-と、七人のコンポーザー陣によるオリジナル・コンピレーションアルバム。
キャラクターとしてのIAに焦点を当て、「IAらしさ」をイメージして制作された楽曲を集めました。珠玉の書き下ろし8曲に加え、「オーバークロック」「人為世界のエンブリオ」も再ミックスして収録しています。

credits

released April 29, 2013

Produce, Mixing: Hull
Mastering: Matthew Coxwall
Illustration: 中山幸
Design/DTP: レク

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