We’ve updated our Terms of Use to reflect our new entity name and address. You can review the changes here.
We’ve updated our Terms of Use. You can review the changes here.

YUKA​-​IA EP

by Vaguedge

/
  • Streaming + Download

    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      ¥700 JPY  or more

     

1.
曖昧/抽象化してく境界線 Whoever wishes upon that stars, I know it can't undone. (たとえ誰があの星々に願ったとしても、私はそれが元に戻らないことを知ってる) 途絶えた輪廻の上で 孤独を抱いても I call you with the scars. (この傷痕とともに、あなたを求め続ける) 予定調和の檻で 精製される抗体 「気づいてる?」 忍び寄る音 底に蠢く悪意を 感じた 左胸が疼く 「今すぐ、」 私の手をとって 一緒なら大丈夫 眸を閉じて 想像(イメージ)して 反転した世界を―― 整合/精細化してく輪郭線 Whenever you fall in the curse, I'll seize your hands, or die. (たとえあなたがいつ苦しみに呑まれても、私は身を挺してその手を掴む) 解放された重力の中で 虚空を掻いても Stay. Don't lose yourself. (そのままでいて、自分自身を見失わないでいて) 記憶、鼓動……君の面影を探して Everything goes the way to you... 内在する自己矛盾 Distractedな集合意識 Black-boxな集積回路が導いた 偏向/歪曲化してく放物線 You said “Don’t worry.” with teary eyes. (『心配ないよ』と、君は涙を浮かべながら言った) 君のいない箱庭の中 “So, remember that I was with you.” (『忘れないで、私が君と一緒にいたということを』) ……君がいない 欠落した感情のチャンネルに この手を伸ばしても I can't find the intention. (私はその意図を読み取ることはできない) The world sings a song of destruction. (世界が、滅びのウタを唄っている) It saves no one except for myself. (それは私以外の誰も救いはしない) Whoever wishes upon that stars, I know we can’t return to the past. (たとえ誰があの星々に願ったとしても、私達は過去には戻れないことを知ってる)
2.
眠らない街で そっと呟く 魔法のコトバを 現実を呑み込む この街のステージで それは進む先も知らぬ方舟(ふね) ありふれた言葉 見慣れた景色だけが 繰り返されていく いつも まだ見ぬ何かを掴もうとしても 見えざる手の中で もがいているだけ 終りのない日々と 人の欲望が はじけてしまう時が来るのだろうか? 「全てを受け入れる」ってキミは言う だけど怖い 夢も失うのが 奏でる旋律は歪められ 断片化されて 綴った想いさえ 真実は届かない 応えて…… 憶えてる? ねぇ? 見返りが欲しいわけじゃないけど ここに在る証を 遺したいから 救いのない物語なんてないのなら 今すぐ見つけだして ここにいるよ 心の境界線も少しずつ溶かしてくから いつか 一つになれるかなぁ? 気付くのが少し遅かったのだろうか? 時間を戻すことはできないけど ここじゃないどこかの僕を 一人でも知っているなら 伝えて 変わらない真実を 魔法のコトバが 夜を潤すよ それは 自分自身への言葉
3.
4.
小さく打ち寄せる波まとい 白砂の上遊ぶ陽炎 揺れる思い映しだす 白くきらめく太陽追って漂う月 冷めない火照り帯びて うつむき手を握る 蜃気楼のカーテン引いて 二人だけの世界で見つめ合う ただそれだけの甘い夏の幻 心まで焦がすほど 眩しい陽射し 水面染めて 波打ち際二人 近く深く優しく 雲の窓閉じた向こうの 誰も知らない世界でつながり合う 確かにあった海に溶けた思い出
5.
笛の音(と) 夜のさざめき 間(ま)に見ゆ 幽玄の闇 何処(いずく)にかゆく 旅人(たびと)の うら寂し 影を追う 朧ろに 漂ふ月影 一夜 人の世 うたかたの 歪(いびつ)な 折節のなかで 現 交わり 紡ぐ恋の歌 さくらが咲く終(はて)のまほろば 今宵 麗しき月影 夜の静寂(しじま)に響きわたる 祭り囃子の 遠い調べ はらりはらり 舞い散る花弁(はな)よ 消えゆ ひとひらの行方よ 数なき命の煌きに 御心(こころ)預け さあ舞い踊れ 風の音(と) 夜を渡りて うち絶ゆ 西方の鐘 篝火のもとで萌ゆる 小百合花の匂い 野焼きの 煙る枯れ草よ 霞む山際 丑の刻 契りの かんざしその手に 結へや 響けや 星月歌 さくらが咲く天上(あまかみ)の宮 今宵 爛漫と耀く 彩(さい)の廓に 仄かにおう 甘き逢瀬の 誘う調べ ゆらりふわり 移ろう心 惑う 常世と現世の ふいに仰ぎ見ゆ 夜半(よは)の空 ひらり横切る 紫苑の蝶 花色衣を きと手繰り寄せて そっとひと時 眸をとじて さくらが散る 春の終りに 永き月夜の 明くる空 昇る暁の 別れ路(じ)に ほろりほろり 溢るゝ泪 はらりはらり 舞い散る花弁(はな)よ 消えゆ ひとひらの行方よ 数なき想いの 果てにある 先の一千年(ちとせ)の 遠い記憶 縁結び 星は唄う 想いずっと あゝ永遠(とこしえ)に 巡り結ぶ 貴女へと
6.
たとえばそう、いつもそばに居れるとして キミは心から喜んでくれるかな? 不器用に言葉探しては照れてる キミのことずっと見守っていれるかな? 二人だけで過ごす昼下がりも 気を遣って落ち着かない そんな関係じゃつまんない じっと二人 目と目を見あって 微笑みあって 何も言わず そっとその手を握って 「好きだよ」なんて呪文はいらない 確かめなくても分かってる 歩幅あわせて ゆっくりと歩いていこう たとえばもう二度と 夜が明けないとしても 寄り添って暖めあう口実になる 暗くて冷たい夜の帳の中 ぎゅっと抱きしめて守ってくれるかな? ふとしたことで喧嘩をした日は 一緒にいるのになんだか寂しい 次第にキミも退屈そうになって いつの間にか いつも通り ……そうだよね、だから大好き いつも二人 肩を寄せあって生きてるけれど 振り向いたら 違う二つの足あと 一つになんてならなくていい 私は私で キミはキミで お互い惹かれ合っている それだけだと ずっと二人 手と手をつないで 焦らなくていい  未来遠く 道は続いているから 「好きだよ」なんて呪文はいらない 確かめなくても分かってる 支えあって引っぱりあって 歩いていこう

about

「おかえり」から始まる、大切な時間。

C88の新譜はゆかいあ!
結月ゆかり×IAが歌う、マルチジャンルなオリジナル・アルバムができました。

※6 Bonus Instrumental tracks are included when you buy as a album.

credits

released August 16, 2015

Compose/Lyrics(Tr-1,2,5,6), Mixing, Mastering, DTP design: Hull
Remix(Tr-3): apricotsister
Compose/Lyrics(Tr-4): Gauche
Guitar(Tr-1): KIM
Artwork: we53

license

all rights reserved

tags

If you like YUKA-IA EP, you may also like: